【延時弁護士】インタビュー

【延時弁護士】インタビューINTERVIEW

弁護士 延時 潤一

【延時弁護士】インタビュー

社会の不条理の中で苦しんでいる市民の方を助けたい。

弁護士になろうと思ったきっかけは?

16、17歳頃の時に家族がトラブルに巻き込まれたことがありました。
その時、明らかに相手が悪いのは分かっていたのですが、相手が放った「こっちには、弁護士がいるんだ」という言葉に相当なインパクトを受けました。
それから、「自分がどうにかしないと」という思いで、とりあえず裁判所に行ってみようと思ったんです。
でもその時、間違えて裁判所の隣にあった弁護士会館に行ってしまって(笑)。
ちょうど無料法律相談をやっていて、担当してくれた弁護士の先生が親切によく話を聞いてくれて、こういう本を読んだ方がいいよ、こういう証拠を集めてみてっていうのを丁寧に教えてくれたんです。
教えてもらった本を全部借りて、証拠を集めました。
これが功を奏したかどうかはわかりませんが、結果的に比較的スムーズに解決させることができたんです。

少しでも“法律”を知っているだけで、社会の不条理の中で困っている人を助けることができるのではないか、何か力になりたいという気持ちが芽生えたのをきっかけに、弁護士を志すようになっていきましたね。

東京新宿法律事務所(以下TSL)を選んだ理由は?

当時、転籍活動をしていた時は“個人事件ができること”と“法人関係の法務ができること”を軸にしていました。TSLを選んだ一番の決め手は、代表弁護士の中村先生の雰囲気が良かったということですかね。
選考の際に事務所内を見学させていただいて、事務所も大きく、こんなに大人数を束ねている代表はどんな人なんだろうと思っていたのですが、面接の後で食事会を開いていただいた時に、いい意味で弁護士らしくない中村先生の雰囲気が印象的で、この人なら私という人格を受け止めてくれそうだなと思えました。

【延時先生】インタビュー

TSLのいい所を教えてください。

事務局のレベルが非常に高いところですね。
前の事務所にもベテランの事務員の方がいたんですが、TSLの事務局の皆さんは、10年~20年経験されている方と匹敵するような事務能力があるんです。
弁護士が何を考えて、何を欲しているのかを考えてくれて、一緒に解決しようという姿勢が本当に素晴らしいと思います。
限られた時間の中で件数をこなせているのは、事務局の皆さんの力が大きいです。とても感謝していますし、頼りにしています。

TSLの教育体制はどうですか?

私がTSLに入所した時は弁護士4年目だったので、シニアから手取り足取り教えてもらうという感じではなく、書面の確認などを主にお願いしていました。
弁護士になりたての人にとって、TSLの教育体制はかなり安心できるものだと思いますね。
TSLは優秀なシニアが1対1でしっかり面倒を見てくれて、事件の方針の相談から作成した書面の添削まで丁寧に行ってくれます。
今後、弁護士を中心に典型的な事件処理のフローを作成していこうという試みもあるので、そういうバックアップ体制は他の事務所よりも数段優れていると思います。

【延時先生】インタビュー

TSLにはどんな人が向いていると思いますか?

TSLの良いところって“自由に仕事ができる”ことなんですよね。
事務所事件の出張や面談などで、ある程度拘束される時間もありますが、それ以外の時間は個人事件の面談をしたり、起案をするなど、自分のやりたい仕事を自由にやらせてもらえています。
弁護士って多少の緩さがないと詰まってしまいますよね(笑)
ただ、その中でもやるべきことはやる、というようにメリハリをつけて仕事をすることが大事なので、そういう働き方をしたい人には、TSLはとても向いていると思います。

弁護士を目指す学生に向けて、今やっておいた方がいいことはありますか?

弁護士の業務以外でも役に立つので、外国語の勉強は絶対にやっておいた方が良いと思いますね。
あとは、何でもいいから“使えるツール”を増やすことですかね。
例えば、パソコンスキルなど。弁護士の業務においては、どんなものでも精通して無駄なことはないと思うので、“好き”を大事に、貫いていただければと思います。

将来はどんな弁護士を目指していきたいですか?

今も遺言や遺産分割の事件をたくさん受けているんですが、今後はさらに後見や信託などを通じて、
その人の家族皆さんの人生にも寄り添えるようになりたいです。
その人だけでなく、家族皆さんにも安心していただけるようなサービスを考えたり、携わっていけたらなと考えています。
あとは、企業法務にも力を入れていきたいですね。昨年も個人でやっていたのですが、引き続き今年も頑張りたいし、将来的にはTSLに“企業法務部門”を作って、専門的に回していけるような体制を作れたらいいなと思っています。