
- LINEのやり取りが浮気の証拠となる場合とは?
- LINEを有効な証拠として残す方法とは?
- LINEで浮気の証拠を残す際の注意点とは?
【Cross Talk 】LINEのやり取りだけでも浮気の証拠となりますか?
LINEのやり取りだけでも浮気の証拠となりますか?
LINEのやり取りの内容によって、不貞行為を証明することは可能です。
浮気の証拠となるLINEのやり取りについて、詳しく教えてください。
配偶者が浮気相手と交わしたLINEのやり取りがある場合、浮気を証明することができるのでしょうか。
LINEのやり取りによって不貞行為を証明するためには、そのやり取りからどの程度不貞行為を確認・推認できるかどうかが重要なポイントとなります。
この記事では、LINEのやり取りが不貞の証拠となる場合や、有効な浮気の証拠として残す方法などについて紹介していきます。
LINEは浮気の証拠になる?

- 浮気が不貞行為に該当する場合とは?
- 浮気の証拠として有効なLINEのやり取りとは?
浮気相手とのLINEのやり取りだけでも不貞の証拠になりますか?
LINEが浮気の証拠になる場合について解説していきます。
浮気が不貞行為に該当する場合
まず、浮気が不貞行為に該当するのはどのような場合なのでしょうか。
結婚している、または、交際中のパートナーが他の第三者に心惹かれている場合、「浮気している」「不倫している」などと表現することがあると思います。それでは、どのような場合に、不貞行為にあたるのでしょうか。
「不貞行為」とは、「配偶者のある者が、配偶者以外の第三者と、自由な意思で肉体関係=性的な関係を持つこと」を言います。そのため、そもそも、法的に結婚していない夫婦(内縁関係は含まれます)でなければ、浮気されても不貞行為には該当しません。
さらに、不貞行為にあたるというためには、「肉体関係=性的な関係」がなければなりません。具体的には、性行為や手淫や口淫などの性交類似行為などが性的な関係にあたります。
したがって、配偶者以外の第三者と、食事やデートなどをしたり、キスやハグなど肉体的接触を伴うスキンシップをしたりしたことが明らかになったとしても、「不貞行為があった」とまではいえません。
浮気の証拠として有効なLINEのやり取り
不貞行為を証明することができるLINEのやり取りにはどのようなものがあるのでしょうか。
不貞行為を証明するための証拠は、直接証拠と間接証拠の2つに分けられます。
まず、「直接証拠」とは、主要事実を直接に証明できる証拠です。
不貞行為という主要事実を直接証明することができるLINEのやり取りとして、実際に第三者との性行為を撮影した動画や写真がトーク履歴に残っている場合です。
LINEのトーク履歴に配偶者以外の第三者との性行為や性交類似行為の様子を撮影してものが投稿されていれば、直接証拠として不貞行為を証明することができます。
次に、「間接証拠」とは、間接事実を証明することができる証拠のことです。間接事実とは、不貞行為という主要事実を「推認する又は推認を障害する事実」のことです。
例えば、以下のようなLINEのトークは、浮気相手との不貞を推認することができる間接証拠となります。
「性行為」や「ラブホテル」などに直接言及するやり取りは、当事者の間に性的関係=肉体関係があったことを「非常に強く」推認することができます。これに対して、「大好き」や「また会いたい」などのやり取りだけでは、肉体関係があったとまでは確証できないため、「弱い推認力」しかありません。
浮気の証拠がLINEだけでも大丈夫?
それでは、浮気の証拠がLINEしかなくとも不貞行為を立証することはできるのでしょうか。
前述の通り、LINEのトーク履歴に性行為そのものの動画や画像が収められている場合には、そのことからLINEの相手と肉体関係を持っていることが分かるため、LINEだけでも不貞行為を立証することができます。
他方で、浮気の証拠として肉体関係を推認できる間接証拠しかない場合には、他の多数のLINEのやり取りや、他の証拠と総合して不貞行為を証明していく必要があります。
したがって、「また会いたい」や「愛しているよ」など性的な関係を直接証明できないLINEのやり取りしかない場合には、他の証拠も併せて不貞を立証する必要があります。例えば、当事者間で送り合っている他の多数の会話の内容や送信日時、浮気相手とラブホテルや自宅に出入りする様子をとらえた動画や写真、ドライブレコーダーの記録、ラブホテルを利用したことが分かるクレジットカードの利用明細などがあれば、不貞行為を証明できる可能性があります。
LINEを有効な浮気の証拠として残す方法

- LINEを証拠として使えるように残す方法とは?
- 写真撮影やトーク履歴のバックアップをとる
LINEのやり取りを裁判で使えるような証拠として残すにはどうすればいいのでしょうか?
ここでは、LINEを証拠化する方法について解説していきます。
相手にLINEを見せてもらう
LINEのやり取りを確認するためには、配偶者に直接LINEを見せてもらう方法があります。
例えば、「浮気をしているのは分かっている。LINEを見せろ。見せない場合は離婚する」などと突きつけることで、観念する相手もいます。
「正直に話せばあなたへの制裁は最小限にとどめる」などと交渉する方法も有効ですが、「慰謝料は請求しない・離婚まではしない」など具体的な約束をこの時点ですることは控えましょう。なぜなら、実際に慰謝料や離婚を請求した場合に、そのことでトラブルになる可能性があるからです。
ただし、相手が応じない場合には、トーク履歴や動画・写真などを全部削除されてしまうリスクがあるため、注意が必要となります。
LINEのトーク画面を撮影する
不貞を推認することができるトーク履歴を写真で撮影するようにしましょう。
配偶者のスマートフォンを盗み見することができる場合には、トーク履歴を確認し、浮気相手とのやり取りを確認してください。トーク履歴はコピペして保存・転送することができますが、不倫当事者から「捏造された」「自分はそのようなメッセージを送っていない」などと反論されてしまうリスクがあります。
そのため、LINEのトーク履歴を有効な証拠として残すためには、トーク履歴自体をご自身のスマホ等で写真撮影するようにしてください。
LINEのトーク画面を撮影する際には、以下のポイントに注意してください。
LINEのトーク履歴のバックアップを残す
LINEのトーク履歴はバックアップのために、指定のメールアドレスに送信できるようにすることができます。LINEは過去のトークの内容を全てメールで一括送信する機能が付いています。
LINEのトーク画面の設定メニューから「トーク履歴を送信」を選択し、あなたのメールアドレス宛に送信することができます。
ただし、メールを利用してバックアップをする際には、メールの送信履歴がメールアプリに残っていることに注意しましょう。そのため、メールを送信した場合には送信済みフォルダから送信データを削除するようにしてください。
まとめ
以上、LINEのやり取りしかなくても、不貞行為の証拠とできる場合があります。
不貞行為を直接確認できないやり取りの場合には、多数のやり取りやその他の証拠と組み合わせることで、不貞行為を立証することになります。
配偶者が浮気をしているものの、証拠がLINEしかないという場合には、弁護士に対応を相談すべきでしょう。夫婦トラブルの経験が豊富な弁護士に相談することで、必要な証拠や収集方法などについて適切にアドバイスを受けられます。
当事務所には、離婚や慰謝料問題に詳しい弁護士が在籍しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。






