借金の借り換えで金利は安くなる!でも常に支払いが軽くなるわけではない
ざっくりポイント
  • 借金についての借り換えについて知る
  • 借り換えをする際にはどのようなポイントがあるのかを知る
  • 早期に完済を目指すのであれば債務整理も考える

目次

【Cross Talk 】借金の借り換えをしたほうがいいいですか?

私は信販会社から借金をしているのですが、利息の事を考えると借り換えローンを使ってみようと思っています。

利息を安くする効果はあるようですね。完済を第一に考えているのであれば債務整理も検討してみましょう。

利息を安くする効果のある借金の借り換え

借金の返済をしているとどうしても利息の負担が気になります。
利息の負担を軽くするものと一般的に紹介されているものの一つとして「借り換え」というものがあります。
借金をする場合には利息と一緒に返済するのですが、この利息は借りやすい消費者金融・信販会社から借りると100万円未満だと上限18%の高い利率で借り入れをしているのですが、借り換えによって利率の低いローンに借り換えることで、利息の負担を減らすことができるものになります。
ただし利用の仕方次第ではかえって返済総額を増やしてしまうこともあるため注意が必要です。完済を目的とする場合には債務整理の方が早いので、あわせて検討をしましょう。

借金の借り換えとはどのようなものか

知っておきたい残業代請求のポイント
  • 借りやすい消費者金融・信販会社からの利率は高い
  • より低い銀行から借金をして消費者金融・信販会社への返済をして銀行への返済をする

そもそも借金の借り換えってどのようなものですか?

高い利率で借りているものを、低い利率のところから新たに借り入れたお金で返済してしまって、その後は低い利率のところに返済をしていくことで借金全体の負担を減らそうとするものです

まず、借金の借り換えとはどのようなものかの概要を知りましょう。

借金の借り換えとは

まず、借金の借り換えとはどのようなものでしょうか。
借金の借り換えとは、高い利率で借り入れているものを、低い利率のところから新たに借り入れたお金で返済してしまい、以後低い利率のところに支払いを続けていく方法です。

例えば、消費者金融A社から利率16%で50万円の借り入れをしている場合に、借り換えローンを提供しているB銀行が利率10%である場合に、B銀行から50万円の借り入れをおこないA銀行を完済してしまい、以後B銀行に返済をしていけば、単純な計算をすれば利率が6%下がるので、それだけ返済が楽になるという仕組みです。
実際に借入がしやすい消費者金融や、信販会社のローンについては、利息制限法の上限に近い利息で貸付を行っているのですが、銀行の借り換えローンはそれよりも安い利率になっており、借り換えにより利息の負担が減ることになります。

おまとめローンとの違いは?

よく似たもの・比較されるものとして「おまとめローン」というものがあるのですが、これは消費者金融・信販会社・銀行など複数の借り入れ先がある場合に、主に銀行などから借り入れをして複数ある借り入れを全部返済してしまい、銀行に対してだけ支払いをするもので、債務の対象が複数になっているものをいいます。

借金の借り換えのポイントとリスクを知る

知っておきたい残業代請求のポイント
  • 借り換えは審査が厳しい
  • 借り換え方法次第で負担が増えることも

借金の借り換えをする場合のコツや、借り入れをするリスクってどんなものでしょう。

一般的には、借り換えは審査が厳しいという事がポイントとなるのと、借り換え方法によっては負担が増えるリスクがあると言われています。

借金の借り換えについてはどのようなポイントとリスクがあるかを知っておきましょう。

審査が厳しくなる

まず、消費者金融・信販会社の借り入れについて、消費者金融など同種の借り入れのしやすいものに借り換えるメリットはありません。
そのため、銀行などの金利の低いところに借り換えを申し込みます。

消費者金融や信販会社は借り入れをしやすい(=審査が甘い)ので利息が高くなっています。
そのため利息の低い銀行から借り入れをする場合にはその分審査が厳しくなります。
借り換えという性質上、通常の銀行のカードローンの利用よりも審査が厳しくなることも想定されます。

返済回数・手数料次第では返済総額が増える場合も

借り入れによって利率が下がるのですが、借り入れ方法次第では返済総額が増える場合もあるので注意が必要です。
まず、消費者金融や信販会社からの借り入れは返済回数が非常に短く設定されており、銀行からの借り入れをする際に返済回数を長くする、つまり一回ごとの返済額を非常に低く設定することが可能になっています。

一見すると負担が軽くなるように思えるのですが、利率が減っていても、元本が全く減らないという状態になり、トータルで支払う利息自体は増えているということもあるので注意が必要です。

また、借り換え自体や返済をするための手数料が必要なローンもあることから、利率の差だけでは有利になることがあっても、手数料も含めて計算すると、支払う金額が増えるという事もあります。
以上のリスクがあることを知っておき、返済シミュレーションをするなどして、実際の返済額を確認して借り換えを行うべきといえます。

もっと早く完済したいのであれば債務整理を検討する

借り換えをする最大の理由としては、早く借金を完済したいという事にあります。
その場合に借り換えやおまとめローンという方法を検討する人も多いのですが、借り換えやおまとめローンも利息を軽くしてくれる程度のものです。
もっと早く完済をしたい、借金の返済から自由になりたい、という希望があるのであれば、債務整理も検討しましょう。

返済が完全に行き詰っている場合には借り換えやおまとめローンは利用自体ができないことが通常ですので、自己破産で借金を免責してもらうのが一番のやり直しの近道です。
住宅ローンで自宅を持っている人や宅建士・警備員など職業柄自己破産ができない場合には、個人再生という方法で借金を圧縮することも可能です。

法的な整理ではないのですが、任意整理を利用すれば利息をカットして返済することが可能になるので完済に一気に近づきます。
これらの方法は信用情報に傷がつくいわゆるブラックリストという状態にはなるのですが、その状態も5年~7年程度と期限があります。

たとえば、将来は住宅ローンを申し込みたいような場合には、この期間に頭金を貯めて審査が通る可能性を高めることもできます。
債務整理の選択肢に入れて借り換えを検討するようにしてください。

まとめ

このページでは、借金の借り換えについてお伝えしてきました。
借金の借り換えの基本的な仕組みと、利用の際のポイント・注意点などをお伝えしましたが、もし完済を目指しているのであれば、さらに早く返済を完了することができる債務整理についても検討をするようにしてみてください。

この記事の監修者

弁護士 水口 健太
弁護士 水口 健太東京弁護士会
ご依頼者様が抱える悩みを全てお話下さい。今より明るい未来に向かうお手伝いを全力でさせて頂きます。