- 年齢
- 40代
- 性別
- 男性
- 事件
- 暴行事件
ご相談の背景
トラブルに巻き込まれ突然逮捕されてしまう。
ご依頼者さまは、道路を横断しているところにタクシーから執拗にクラクションを鳴らされたためにボンネットを叩きました。その後、タクシードライバーがボンネットを叩かれたことに腹を立て、ご依頼者さまを追いかけてきて掴みかかりました。ご依頼者さまがタクシードライバーを振り払い掴み返したところ、そのドライバーより「暴行だ」と警察に通報されてしまい、ご依頼者さまは暴行の被疑事実で逮捕されてしまいました。
解決までのポイント
早期釈放を実現するため、相手の話に耳を傾けながら示談交渉を進める。
ご依頼者さまは正当防衛とお考えでしたので、警察の取り調べに対して否認しており、否認したままで身柄拘束からの解放を希望されました。早期に身柄拘束から解かれるよう、ドライバーと示談交渉を進めました。ただ、ご依頼者さまは示談金として5万円までしか捻出できなかったため、交渉は難航することが予想されました。
話し合いを重ねるうちに、ドライバーが検察庁に行くことを嫌がっていることが分かりました。そこで、担当検事に連絡を取り、示談が成立すればドライバーは検察庁に行く必要がなくなることを確認し、ドライバーにその事実を伝えたうえで示談交渉を進めました。
結果
3万円で示談が成立し身柄が解放される。
ドライバーと交渉した結果、3万円の示談金で示談が成立しました。示談成立により、ご依頼者さまの身柄は解放され、起訴猶予となりました。
刑事事件に関するよくある質問
- 警察官に身分証の呈示を求めたら断られました。これは違法ではないのですか?
- 逮捕されたらどうなるのですか?
- 職務質問はどのような人に対して行われているのですか?
- 職務質問を断ることはできますか?
- 警察から取調べの要請が来ました。断ることはできますか?
- 息子が逮捕されてしまいました。どうすればよいですか?
- 逮捕後の段階では弁護士はどのようなことをしてくれるのですか?
- 身柄を拘束されている家族と会うことはできるのですか?
- 捕まっている被疑者には何を差入れればいいですか?
- 差入れをする際に注意することはありますか?
- 弁護士に相談するとしたらどのタイミングですればよいですか?
- 不起訴処分にしてもらうためには何をすればよいですか?
- 逮捕されただけでも前科はつくのですか?
- 逮捕されたことは職場に伝わってしまいますか?
- 逮捕されたことは解雇の理由になりますか?